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スペーシア カスタム(MK42S)|右後ろの擦り傷、バックドア下端の引き出し板金【横浜市都筑区】

右後ろの角の擦り傷と、バックドアの下の縁のへこみを、ドアもバンパーも替えずに直したスペーシア カスタムの修理です。

横浜市都筑区の株式会社ケービーエスで、スズキ スペーシア カスタムのバックドア右下のへこみと擦り傷を、取り替えずに板金塗装で直しました。リヤバンパーも取り替えず、外して右の角を補修し、バンパー全体を塗っています。ドアを開けると見える下の縁の角(下端の角)は、工具で外へ引いて形を戻し、表の下半分は面を整えてから、窓から下をまとめて塗り直しています。型式はDAA-MK42S(初代)、色はカラー番号ZJ3の黒です。

新車から10年ほどたった車の後ろの傷は、どこまで手をかけて直すかで迷うところです。まだしばらく乗るつもりなら、なおさら直し方の選び方が気になると思います。このスペーシア カスタムは、バックドアの右下に縦の擦り傷が並び、リヤバンパーの右の角にも擦り傷がありました。

修理前と修理後|スペーシア カスタムのバックドア右下

左の写真が修理前、右の写真が修理後です。どちらも右後ろの角を、近い角度から写しています。修理前は、エンブレムの下に縦の擦り傷があり、バンパーの角にはテープの印が付いています。

修理後は、ドアの下の擦り傷がなくなり、バンパーの角まで、つやのある黒の面にまわりの景色が映り込んでいます。

項目内容
車種スズキ スペーシア カスタム(初代・S-エネチャージ。軽自動車・乗車定員4人)
型式DAA-MK42S/原動機 R06A(車検証)
初度検査平成27年6月(車検証)
カラーZJ3(ブルーイッシュブラックパール3)/コーションプレートの COLOR 欄で確認
損傷箇所バックドアの右下(縦に並ぶ擦り傷)/開けたときに見えるドアの下端の角のへこみ(丸い出っ張りのまわりのゆがみ)/リヤバンパーの右の角(後輪の後ろへ回り込む面の擦り傷)
パネルごとの直し方バックドア:交換せず板金(下端の角を引き出し)・パテ・サフェーサー・塗装/リヤバンパー:交換せず、外して右の角を補修・塗装
取り寄せた部品リヤバンパーの右の取付け部品(バンパーサポート)1個/バックドアのエンブレム2つ(Spacia Custom・S-ene CHARGE)
塗装範囲ZJ3で:バックドアの窓から下の全面(ナンバーやエンブレムを外して)/リヤバンパー全体(外して単体で)。ほかに、外した細長い外装部品1本を単体で塗装
主な工程傷の記録 → バンパーを外して確認 → ドア下端の角の引き出し → ドアの表の右下を鉄板まで研ぐ → パテ → サフェーサー → バンパーの角の補修と下地 → 足付けとマスキング → 塗装 → 新しいエンブレムなどの組み付け

ご相談の前に|年数のたった車を、どこまで直すか

同じ修理でも、求める中身はお客様ごとに違います。できるだけ元の姿に近づけたい方もいれば、これから乗る年数を考えて直し方を選びたい方もいる。そのお気持ちをうかがってから直し方を考えるのが、代表メッセージで伝えている考えです。

交換か修理か このスペーシア カスタムでは、バックドアもリヤバンパーも取り替えていません。新しくしたのは、エンブレム2つと、バンパーの右の取付け部品(バンパーサポート)です。一般に、後ろのドアのへこみも、鋭く曲がっていなければ板金で戻せることがあります。後ろのドアの考え方は、リヤゲート(バックドア)のへこみは、交換になりますか?で紹介しています。

費用 費用は、新しくする部品、板金で形を戻す手間、塗る面の広さの3つで大きく変わります。この車では、取り寄せた部品は小さな3点で、ほかはバックドアの板金と塗装、バンパー全体と細長い外装部品1本の塗装です。同じ傷でも工場ごとに見積もりが違う話は、同じキズなのに、お店で見積もりが倍も違うのはなぜですか?にまとめています。通常の見積りは無料です。バンパーを外して奥まで見るなど、通常の見積りを超える確認が要るときは、先にその費用をお伝えしてから進めます。

お預かりの日数 取り寄せる部品が少なくても、板金・パテ・下地・塗装と工程を重ねる修理では、作業の量で日数が変わります。実車を拝見してから、目安をお伝えします。日数の考え方は、車の修理期間の目安で説明しています。

保険を使うとき 保険を使う修理も、自費の修理もご相談いただけます。進み方の違いは、保険を使う修理と自費の修理のちがいで説明しています。

ご相談は、車全体・傷の寄り・車検証の写真3枚があれば始められます。後ろの角の傷なら、真後ろと斜め後ろからも写していただくと、傷の高さや広がりが伝わりやすくなります。

写真を送って修理の相談をする

軽を預けるあいだに乗る車も、修理と同じ窓口で相談できます。修理中に乗る車は、200台以上のわナンバーをそろえたケービーエスの勝田レンタカーからご案内します。どの車をお出しできるかは、空きや、保険の内容によって変わります。

🚗 代車の相談フォームへ24時間受付

損傷確認|バックドアの右下とバンパーの角に残る擦り傷

修理前の写真では、傷の一つずつにテープで印を付け、角には目盛りの棒を立てて高さを記録しています。バックドアの右下、「S-ene CHARGE」のバッジの上には、縦の白い擦り傷が並んでいました。リヤバンパーは、右の角から後輪の後ろへ回り込む面に擦り傷があります。左の写真がバックドアの右下、右の写真がバンパーの右の角です。

バンパー取り外し|奥の取付け部品と、ドア下端のゆがみ

工場では、まずリヤバンパーを車から外しました。外すと、車体の右後ろの角と、バンパーを車体に留める黒い取付け部品が見えます。この辺りでバンパーの右側を留める取付け部品は、新しいものを取り寄せました。バックドアを開けて下からのぞくと、下端の角の丸い出っ張りのまわりがゆがみ、塗装が小さくはがれていました。下の写真は、バンパーを外した後ろの下まわり、右後ろの角の取付け部品、ドアの下端の角の順です。

引き出し板金|鉄板を出した下端の角を、工具で引き戻す

ゆがんだ下端の角は、工具を使って外へ引き戻しました。まず角の塗装を研ぎ落として鉄板を出し、縁に銅色のクランプ(引き出し工具のアースと見られる金具)を留めます。そこへ、ケーブルの付いた棒状の引き出し工具の先を当て、へこんだ所を外へ引きます。左の写真がクランプを留めた角、右の写真が工具の先を当てたところです。

同じスペーシアで、後輪の上の側面を板金で直した例は、スペーシアの右リヤクォーターの板金塗装で紹介しています。

同じような損傷でお困りですか?☎ 045-592-1040LINEで相談見積りを相談

パテ処理|取っ手のくぼみの下から右端まで、面を整える

バックドアの表側は、下半分のうち右寄りの塗装を研ぎ落とし、鉄板を出しました。鉄板が出ているのは、取っ手のくぼみの下から右の端にかけてです。研いだ面には、小さなへこみや点々の跡が残っています。一般に、へこみを直した面は、古い塗装を落としてから下地を重ね直します。

研いだ面には、パテ(へこみや細かな凹凸を埋めて、面の形を整える材料)を入れました。広く付けたのは、取っ手のくぼみの下から右の端までです。左の端にも、小さな範囲でパテが入っています。この時点で、ナンバーやエンブレム、テールランプの間の部品は外してあります。下の2枚は、研いで鉄板を出した面と、パテを入れたあとです。

サフェーサー塗装|研ぎ目のすじを、色の前にならす

パテを入れたバックドアの下部は、左右の端までテープで囲み、窓やまわりをビニールで覆いました。そこへサフェーサー(パテの上に吹く下地の塗料)を吹いています。サフェーサーには、パテと研ぎ目の小さなすじをならし、上から重ねる色を食いつかせる役目があります。左の写真が吹く前、右の写真がサフェーサーで覆ったあとです。

リヤバンパー補修|外した右の角を研ぎ、下地を入れる

外したリヤバンパーは、スタンドに載せて、傷のあった右の角を研ぎました。研いだ跡は、角の面に段をつけて広がっています。そのあと反射板の穴をテープでふさぎ、研いだ角に下地を入れました。傷を研ぎ落とした面に下地を重ね、色をのせる土台にしています。

塗装準備|ナンバーや部品を外し、塗る面を足付け

色は、塗装ブース(ほこりを寄せつけないようにした塗装の部屋)でのせます。バックドアは、窓から下の全面に足付け(塗る面を細かく研いでつやを消し、塗料を食いつかせる下準備)をしました。ナンバーや外した部品の取付け穴は、塗料が入らないよう一つずつテープでふさいでいます。外したリヤバンパーも全体を足付けし、ブースのスタンドに載せています。

塗装|カラー番号ZJ3の黒で、窓から下とバンパーを

色は、カラー番号ZJ3(ブルーイッシュブラックパール3)です。色の番号は、車体に付く銘板(コーションプレート)の「COLOR」の欄から読んでいます。下の写真は、塗り終えたバックドアのうち、ナンバーの取付け部より右の部分です。傷のあった右下まで、ブースの照明や床の格子が映り込んでいます。

傷があったのは右下とバンパーの角ですが、塗ったのはバックドアの窓から下の全面と、バンパー全体です。一般に、年数のたった車は、塗る範囲を広げるほど直した所とまわりの見え方がそろいやすく、そのぶん費用と日数は増えます。塗る範囲を広げるか絞るかの考え方は、10年乗った車を塗ると、そこだけ新しく見えませんか?で取り上げています。リヤバンパーは外したまま全体を塗り、外した細長い外装部品も1本、同じブースで単体で塗りました。

部品交換|新しいエンブレムと、バンパーを留める部品

組み付けには、取り寄せた部品を使いました。バックドアの「Spacia Custom」と「S-ene CHARGE」のエンブレムは、新しいものです。袋に入っているのは、リヤバンパーの右側を車体に留める取付け部品(バンパーサポート)と見られます。写真には、外した元のエンブレムも並んでいます。

修理完成|右後ろの角と、ドア下端の角の仕上がり

組み上がったスペーシア カスタムを、右後ろの低い位置から写しました。左の写真がバンパーの角と後輪のまわり、右の写真が、修理前にゆがんでいたドアの下端の角です。丸い出っ張りのまわりも、つやのある黒の面に戻っています。塗り直した黒の面を洗ったりワックスをかけたりするときの目安を板金塗装のあと、洗車やワックスはいつからできますか?にまとめています。

職人の想い|ドアを開けないと見えない所も、同じ手間で

ドアを開けたときにしか見えない下端の角も、鉄板を出して引き戻し、表は取っ手の下まで広く研いでから塗りました。仕上がりでは、形だけでなく、面に映る光の通りまで見る。それも代表が大切にしている考えです。

修理中の代車|スペーシアの代わりに乗れる軽自動車

このスペーシア カスタムは、4人乗りの軽自動車です。代わりに乗る車として、ケービーエスの勝田レンタカーには同じスペーシアのハイブリッド(4WD)があります。同じスライドドアの軽では、白のN-BOX カスタム ターボと、全周囲カメラの付いたルークスも登録しています。軽より少し大きいコンパクトカーなら、アクア ハイブリッドもあります。軽の代車の選び方は、軽自動車を代車で借りられますか?で紹介しています。

当社ではレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しています。乗る人数や普段の使い方をお聞きして、空き状況を確認しながらご案内します。

ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わります。特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられませんので、まずはご相談ください。

勝田レンタカーの事故代車ラインナップ例

スペーシア ハイブリッド 4WD(白)の紹介へ

N-BOX カスタム ターボ(白)のページへ

ルークス ハイウェイスターG ターボ(令和6年式)へ

アクア ハイブリッド(令和7年式・モデリスタ仕様)へ

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まとめ|元のバックドアとバンパーで、右後ろの角を修理

このスペーシア カスタムは、元のバックドアの下端の角を引き出し、ドアとリヤバンパーをZJ3の黒で塗り直した事例です。

後ろの角の傷のご相談も、お見積りのページから写真でお送りいただけます。軽自動車などほかの修理は、修理事例の一覧でご覧いただけます。お気軽にお問い合わせください。

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よくある質問

スペーシアのバックドア(リヤゲート)の下がへこみました。ドアを交換しないで直せますか?
直せる場合があります。パネルに鋭い曲がりがなければ、板金で形を戻せることがあります。今回の初代スペーシア カスタム(MK42S)では、下端の角の塗装を研いで鉄板を出し、工具の先を当てて引き戻しました。表の下半分はパテとサフェーサーで整え、元のドアのまま塗っています。どこまで直せるかは、実車の傷み方を見てからご説明します。
スペーシアのリヤバンパーの右の角に擦り傷があります。バンパーは取り替えになりますか?
交換しなくて済む場合があります。今回のスペーシア カスタムでは、リヤバンパーを外して右の角を研ぎ、下地を入れてからバンパー全体を塗りました。バンパーまわりで取り替えたのは、バンパーを車体に留める右の取付け部品だけです。
スペーシアのバックドアの傷が右下だけでも、窓から下まで広く塗ることはありますか?
あります。一般に、年数がたった車ほど、塗る面を広く取ると、直した所とまわりの色やつやの差が目立ちにくくなります。そのかわり、費用と日数は増えます。今回の初代スペーシア カスタムでは、傷は右下とバンパーの角でしたが、ガラスより下の全面とリヤバンパー全体を塗りました。
スペーシアのバックドアとバンパーの修理は、費用と日数がどう決まりますか?
費用は新しくする部品・板金の手間・塗る面の広さで決まり、日数は作業の量や部品のそろう時期で変わります。金額と日数の目安は、実車の傷を見てからお知らせします。今回はエンブレム2つとバンパーの取付け部品を取り寄せ、バックドアのガラスより下とリヤバンパー全体、外した細長い外装部品1本を塗りました。通常の見積りは無料です。
スペーシアの後ろをぶつけたときの修理に、保険は使えますか?
保険の内容や事故の状況しだいで、使える場合があります。バックドアとバンパーのように傷が2か所にわたるときも、まず傷を拝見し、保険を使う場合と自費の場合のどちらでもご相談に応じます。
修理中の代車は借りられますか?
ご相談いただけます。当社はレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、乗る人数や普段の使い方をお聞きしてご案内します。ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わるため、特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられません。

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