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T31エクストレイル|右前ドアはリサイクル部品に交換、リヤドアは交換せず板金塗装【横浜市都筑区】

入庫したときの黒のT31エクストレイルを右後ろの斜めから。右側の前後のドアの下に、傷の位置を示す緑のテープが点々と貼られています。

横浜市都筑区の株式会社ケービーエスで、日産のT31エクストレイルの右側面を修理しました。こすり傷とへこみの入った右フロントドアはリサイクル部品(中古部品)のドアに交換し、となりの右リヤドアは交換せずに板金塗装で直しています。

車検証の型式はDBA-NT31で、2代目にあたるT31系のエクストレイルです。原動機はMR20(総排気量1.99L)のガソリン車で、5人乗りのステーションワゴンとして登録されています。初度登録は平成22年3月、カラー番号は車体のコーションプレートでG41と確かめました。

傷は右側面のいちばん低い所に、右フロントドアの下から右リヤドアの下まで続いていました。ドアの下に付く樹脂のドアプロテクタモールも前後とも押されて傷み、サイドシルにも擦り傷があります。直す面は研いでパテで整えました。右フロントフェンダーとサイドシルは車に付けたまま塗装ブースで、右リヤドアは車から外して、交換用の右フロントドアは車に付ける前に、ブースのスタンドで塗っています。傷んだドアプロテクタモールなどは、部品の伝票にある新しい部品に付け替えています。

項目内容
車種日産 エクストレイル(T31系・2代目)
型式DBA-NT31(車検証)/原動機 MR20・総排気量1.99L・ガソリン/ステーションワゴン・5人乗り
登録平成22年3月(初度登録)
カラーG41(車体のコーションプレートに記載・車体は黒)
損傷箇所右側面の下まわり:右フロントドアの下半分(擦り傷と、後ろ寄りの波打つへこみ)/右リヤドアの下(擦り傷・映り込みの波打ち)/前後のドアの下のドアプロテクタモール(押されたゆがみ・擦れ)/サイドシルの擦り傷
修理方法右フロントドア:リサイクル部品(中古部品)のドアに交換(交換用のドアも外側の一か所にパテを入れて整えてから塗装)/右リヤドア:交換せず板金塗装(段をつけて研ぐ → パテ → 下地)/サイドシル・右フロントフェンダー:パテ → 研ぎ → 下地
交換部品右フロントドア(リサイクル部品の納品請求書の「F右ドア」)/フロントとリヤのドアプロテクタモール(右)・リヤのホイルハウスモール(右)(部品の伝票と完成の写真)/部品の伝票には、リヤドアのプロテクター・リヤドアのウェザストリップ(右)も記載
作業で外した部品右フロントドア/右リヤドア(塗装のとき)/フロントバンパー/ドアの下のモール/後輪のアーチのモール/右リヤドアの取っ手
塗装(G41)右フロントフェンダー・サイドシル(車に付けたまま)/右リヤドア(車から外して)・交換用の右フロントドア(車に付ける前に)=どちらも塗装ブースのスタンドで
主な工程入庫(緑のテープ・目盛りの棒) → 右フロントドアを外す・右リヤドアの下半分とサイドシルを研ぐ → パテ → 研いでマスキング → 下地 → 塗装ブースでマスキング → 塗装 → 組み付け(ドア2枚・モール類) → 完成

修理のあいだも、エクストレイルで運んでいた人数や荷物に近い車があると助かります。勝田レンタカーが保有するレンタカー登録(わナンバー)の車両200台以上のうち、SUVではハリアーPHV・フォレスター・カローラクロス、ミニバンでは同じ日産のセレナ e-POWER 4WDをご案内しています。どれに乗っていただけるかは、空き状況とご加入の保険の内容によります。

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入庫時の損傷|右フロントドアの下から右リヤドアまで

入庫した日の写真では、右フロントドアの下半分から右リヤドアの下まで、緑のテープの切れ端が一列に続いています。前後のドアの下を通る樹脂のモールの上にも、同じテープが並んでいました。

左の写真は右側面を後ろ寄りの斜めから、右の写真は右フロントドアの横に目盛りの棒を立てて写したものです。どちらも画面の右が車の前です。

損傷の寄り|押されたドアプロテクタモールと波打つへこみ

近くで見ると、右リヤドアの下のドアプロテクタモールは押されてゆがみ、表面がこすれて白っぽくなっていました。モールの上の黒い面にも横向きの擦り傷が走り、後輪に近い所では映り込みがゆるく波打っています。前後のドアの合わせ目のそばでは、右フロントドアの後ろ寄りの下が波を打つようにへこみ、その上を擦り傷が横切っていました。

下の写真は、右リヤドアの下のモール、後輪に近い右リヤドアの下、前後のドアの合わせ目のそばのへこみの順です。

研ぎ|右リヤドアは交換せず、下半分を段をつけて研ぐ

右リヤドアは交換せずに直しました。ドアの下半分の塗装を広く研ぎ落としています。写真では外側の黒から内側へ、灰色、明るい灰色と、輪を重ねたような段がついています。いちばん内側の明るい面は、塗装を研ぎ落として鉄板が出た所です。ドアの下のモールは外してあり、留め具の穴が一列に並んでいます。

段をつけて研ぐのは、塗装の層の境目をなだらかにつなぎ、あとで重ねるパテや塗料の厚みの差を表に出さないための下ごしらえです。床には、丸いパッドの付いたサンダーが置かれています。

取り外し|右フロントドアを外して、サイドシルを研ぐ

交換する右フロントドアは、車から外しました。ドアがなくなると、その下のサイドシル(ドアの下にある車体の部分)が端から端まで見えるようになり、入庫のときに貼った緑のテープがサイドシルにも残っています。

左の写真がドアを外したあとのサイドシル、右の写真はサイドシルの外側を研いだあとです。研いだ所は塗装が削れて、明るい筋になって見えています。

パテ|フェンダーの上、サイドシル、右リヤドアの下

研いだ面には、黄色っぽいクリーム色のパテを付けて形を整えます。パテが入ったのは、右フロントフェンダーの上の後ろ寄り(ボンネットとの境目に沿った帯)とフェンダーの後ろの下、サイドシル、そして右リヤドアの下です。

左の写真は右前の斜めから写したもので、右フロントドアを外したまま、フェンダーの上の帯とサイドシルにパテが見えます。右の写真は前のドアの開口部から後ろを向いて写したもので、右リヤドアの下は後輪のアーチの前から前の端までパテで覆われ、後輪のアーチのモールも外してあります。

下地|右フロントフェンダーは、紙で囲んでから

パテが固まったら研いで平らにし、まわりを紙で覆ってから下地の塗料を吹きます。右フロントフェンダーでは、上の帯のパテを研ぎ終えたあと、ボンネットや窓、タイヤのまわりを紙で囲みました。車体の前の端では、フロントバンパーが外され、中の部品が見えています。

左の写真は下地を吹く前、右の写真は吹いたあとです。フェンダーの上の帯が黒っぽい灰色の下地で覆われ、まわりの紙にも吹いたときの黒い跡が付いています。

下地|右リヤドアは、パテの面だけを出して

右リヤドアは、ドアの上半分とまわりの車体を紙で覆い、パテを入れた下の面だけを窓のように出しています。左の写真が下地を吹く前、右の写真が吹いたあとで、出していた面が黒っぽい灰色の下地に変わりました。

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車内の保護|ドアの開口部を透明なシートで覆う

前のドアを外した開口部は、そのままにしておくと、塗料の霧が車内へ入ってしまいます。そこで、サイドシルに下地を吹く前に、開口部全体を透明なシートで覆い、ふちをテープで留めました。

左の写真は、シートを張ったあとのサイドシルで、研いだパテが白っぽく見えています。右の写真では、そのサイドシルに黒っぽい灰色の下地が吹かれています。

交換用のドア|リサイクル部品の右フロントドアも、パテで整えてから

右フロントドアは、リサイクル部品(中古部品)のドアに替えました。リサイクル部品の納品請求書には、車名と型式に続いて「F右ドア」と書かれています。届いたドアも黒い塗装でしたが、外側の一か所にパテを入れて整えてから塗っています。

下の写真は、木の台に立てかけたドアに付けたパテ、そのパテを研いでまわりがくもったところ、上から下地を吹いたところの順です。

塗装ブース|塗る前のフェンダー、サイドシル、右リヤドア

ここからは、塗装ブースの中で写した写真です。車に付いたままの右フロントフェンダーとサイドシルは、塗る面だけを残して車全体を透明なフィルムで包み、窓やタイヤのまわりにも紙とテープを貼りました。フェンダーの横の小さな穴は、四角く切ったテープでふさいでいます。右リヤドアは車から外してスタンドに立て、取っ手を外した穴にもテープを貼りました。

下の写真は、右フロントフェンダー、サイドシル、スタンドに立てた右リヤドアの順です。

塗装後|G41で塗ったサイドシルと右フロントフェンダー

車に付けたまま塗った2か所の、塗り終えたあとの写真です。サイドシルは、開口部に張った透明なシートのきわまで、つやのある黒に変わりました(左の写真)。右の写真のフェンダーは、塗る前の写真のとおり、1枚全体を紙とフィルムから出して塗っています。

塗装後|スタンドに並んで塗り上がった前後のドア

右リヤドアと交換用の右フロントドアは、同じブースの中でスタンドに並べて塗りました。2枚とも窓の部分をフィルムで、下の端を紙で覆い、ドアの外側をつやのある黒に仕上げています。

交換用のドア|塗る前の灰色と、塗ったあとの黒

左の写真は、塗る前にスタンドに立てた交換用の右フロントドアです。取っ手の付く穴にはテープが貼られ、パテを入れた所には灰色の下地がまだ見えています。右の写真は塗り終えたあとの同じドアで、灰色だった所もまわりと同じつやの黒になり、ブースの照明が面に沿ってまっすぐ映っています。

外した元の部品|傷の入った右フロントドアとモール類

完成のときの写真には、車から外した元の部品も写っています。左の写真は元の右フロントドアで、下のほうに入庫のときの緑のテープが残り、まわりには外したモール類も置かれています。右の写真は、外した元のモール類で、ドアの下に付いていたモール2本とホイールアーチのモールが並んでいます。

完成|右側面を、横と右後ろ・右前の斜めから

塗り終えた2枚のドアを車に付け、部品の伝票にあるフロントとリヤのドアプロテクタモールと、リヤのホイルハウスモールを取り付けて完成です。部品の伝票には、リヤドアのプロテクターとウェザストリップも載っています。ドアの下には新しいドアプロテクタモールが前後に並び、右側面の映り込みも前から後ろまでつながりました。

下の写真は、工場の中で写した右側面、右後ろの斜め、右前の斜めの順です。床には、外した元のドアやモールも写っています。

職人の技|中古のドアにも、スタンドの2枚にも、ひと手間ずつ

中古のドアから車内の保護まで、このエクストレイルで手をかけた所を①〜⑤で挙げます。

① 中古のドアも、パテで整えてから塗る 取り寄せたリサイクル部品のドアも外側の一か所にパテを入れ、研いで下地を吹いてから、ドアの外側を1枚全体に塗りました(交換用のドアの写真)。

② 前後のドアは、スタンドで塗る 車から外した右リヤドアと、車に付ける前の交換用の右フロントドアを、塗装ブースのスタンドに並べて塗っています(塗装後の写真)。

③ 取っ手の穴は、テープでふさいで塗る 前後のドアとも、取っ手の付く穴をテープでふさいでから塗りました。フェンダーの横の小さな穴も、同じようにテープでふさいでいます(塗装ブースの写真)。

④ 右リヤドアは、輪を重ねるように研ぐ 右リヤドアの下半分は、輪を重ねたような段をつけて、鉄板が出るところまで研いでいます(研ぎの写真)。

⑤ 塗る面だけを出して、車内も守る 右リヤドアの下地ではパテの面だけを紙から出し、前のドアを外した開口部は透明なシートで覆いました(下地と車内の保護の写真)。

職人の想い|中古のドアも、残したリヤドアも、同じブースでG41に

交換した右フロントドアは中古部品ですが、そのドアにもパテを入れて整えてから、ドアの外側を1枚全体に塗りました。となりの右リヤドアは交換せずに研いでパテで整え、最後はスタンドに並べた2枚のドアと、車に付けたままのフェンダー・サイドシルを、同じブースでG41の黒に塗っています。ケービーエスとしては、中古のドアに替えたこのエクストレイルにも、これまでと変わらない気持ちで乗っていただけることを大切に考えています。

修理中の車|エクストレイルを預けるあいだのSUVとミニバン

勝田レンタカーでエクストレイルの修理中にご案内できる車の例として、同じ日産のセレナ e-POWER 4WD(令和7年式)、ハリアーPHV、フォレスター ハイブリッド、モデリスタ仕様のカローラクロス ハイブリッド 4WDがあります。

当社ではレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しています。乗る人数や普段の使い方をお聞きして、空き状況を確認しながらご案内します。

ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わります。特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられませんので、まずはご相談ください。

勝田レンタカーの事故代車ラインナップ例

セレナ e-POWER 4WD(令和7年式)の代車を見る

令和6年式 ハリアーPHVの代車を見る

フォレスター ハイブリッド4WDの代車を見る

カローラクロスHV 4WD モデリスタ仕様の代車を見る

修理中に借りられる車(レンタカー・代車)を見る

まとめ|T31エクストレイルの右側面を、ドア交換と板金塗装で

今回のT31エクストレイルは、右フロントドアをリサイクル部品のドアに交換し、右リヤドアは交換せずに板金塗装、サイドシルと右フロントフェンダーもパテで整えて塗り、ドアの下のモール類を新しい部品に替えた事例です。前後のドアはスタンドで、フェンダーとサイドシルは車に付けたまま、同じ塗装ブースでG41に塗っています。

ドアを替えるときは、新しい部品のほかに、リサイクル部品を使う方法もあります。どちらにするかは、傷の大きさや部品の状態を見ながら、ご相談して決めていきます。

ドア下の擦り傷やモールの傷みで、中古部品を使う直し方が気になる方も、お気軽にお問い合わせください。

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よくある質問

エクストレイルのドアがへこんだら、交換と板金のどちらになりますか?
へこみの広さや場所を実物で見て決めます。今回のT31エクストレイルでは、波打つへこみと擦り傷の入った右フロントドアはリサイクル部品(中古部品)のドアに交換し、となりの右リヤドアは交換せずに、段をつけて研いでパテで整え、塗装して直しました。
エクストレイルのドアを中古部品に替えるとき、届いたドアはそのまま付けますか?
今回は、届いた中古のドアをそのまま付けず、ドアの外側を1枚全体に、車と同じカラー番号G41で塗り直しています。外側の一か所にパテを入れて整えてから下地を吹き、となりの右リヤドアと並べて、同じ塗装ブースのスタンドで塗りました。
横浜市でエクストレイルのサイドシルの擦り傷は直せますか?
直せる場合があります。右フロントドアを外したあとのサイドシルは、擦れた外側を研いでパテで整え、下地を吹いてから、車に付けたまま塗装ブースで塗りました。前のドアを外した開口部は、透明なシートで覆って車内を守っています。
エクストレイルのドア下のモールが擦れてゆがんだときは、どう直しましたか?
今回は新しい部品に替えました。押されてゆがみ、表面がこすれていた前後のドアプロテクタモールは、どちらも部品の伝票にある部品と取り替えています。部品の伝票には、リヤのホイルハウスモールやリヤドアのウェザストリップも載っています。
修理中の代車は借りられますか?
ご相談いただけます。当社はレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、乗る人数や普段の使い方をお聞きしてご案内します。ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わるため、特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられません。

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