修理の途中で追加の損傷が見つかったら、修理代や日数はどうなりますか?

追加の損傷が見つかったとき、そのまま作業を進めることはありません。内容・費用・修理方法をご説明し、必要なご確認をいただいてから追加の作業に進みます。保険を使う修理では、保険会社側の確認が必要になる場合もあります。
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分解して初めて分かる損傷とは、どんなものですか?
外側の部品に隠れていて、取り外すまで目で見えない場所の損傷です。バンパーの内側の取付部、外板の裏にある骨組み、ライトやセンサーを留めている部分、フェンダーの内側などが代表的なところです。
車は、ぶつかった力を外側の部品だけで受け止めているわけではありません。表面のへこみが小さくても、力は奥へ伝わっていて、内側の部品が割れていたり、取付部がずれていたりすることがあります。逆に、外側が大きく壊れているのに中は無事、ということもあります。つまり外から見た損傷の大きさと、中の損傷の大きさは一致しません。
最初の見積りは、外から見て分かる範囲と、そこから経験上想定できる範囲で作ります。ぶつけたときの状況を細かくお伺いするのはそのためで、ある程度の予測はできますが、開けてみて初めて分かることはどうしても残ります。
| 見つかるもの | 起きること | 期間への影響の目安 |
|---|---|---|
| 配線やコネクタの傷み | 点検と部品の手配が必要になります | 内容により変わります |
| 古い修理跡やサビ | 直し方の見直しが必要になります | ご相談のうえ決めさせていただきます |
分解後に見つかることが多い損傷と、その後の対応
追加の損傷が見つかったら、そのまま直してしまうのですか?
直しません。見つかった時点でいったん手を止め、何がどうなっているのか、直すとしたらどの方法か、費用はいくらかをご説明します。ご確認をいただいてから、追加の作業に進みます。
この順番にしているのは、お客様の知らないうちに作業と金額が増えていくことが、修理でいちばん不安の残る形だからです。お預かりしている間、お客様はご自分の車を見ることができません。判断していただくための材料をそろえてからお渡しするのが、当社の考え方です。状況に応じて、どこがどうなっているのかを写真でご案内することもあります。
ご連絡がつかない場合も、勝手に進めることはしません。その間は作業が止まりますので、お預かり期間はその分だけ延びます。お忙しい時期にお預かりする場合は、連絡がつきやすい時間帯や連絡手段を先に教えていただけると、待ち時間を短くできます。
金額がどう変わるかは、この記事では扱いません。くわしくは見積もりより請求が高くなることはありますか?でご説明しています。
見つかってからは、どんな順番で話が進みますか?
「見つける→止める→説明する→ご確認をいただく→進める」の順です。途中の順番が入れ替わることはありません。
ご連絡は節目ごとに差し上げています。入庫したとき、見積りをお出ししたとき、追加の損傷が見つかったとき、納期が変わるとき、完成したとき、といったタイミングです。「◯日目にご連絡します」という決め方はしていません。動きがないのに定期連絡だけを入れるより、決めていただくことが出たときに漏れなくお伝えする方が、実際にはお役に立つと考えているためです。
ご連絡の仕方そのものは修理中、進み具合はいつ、どのように分かりますか?でご説明しています。
| 段階 | 当社が行うこと | お客様にお願いすること |
|---|---|---|
| 分解して発見 | 損傷の範囲と原因を確認します | とくにありません |
| ご説明 | 内容・費用・修理方法をお伝えします | 内容のご確認をお願いします |
| 保険を使う場合 | 保険会社のご担当者に技術的なご説明をします | ご契約内容のご確認をお願いします |
| ご確認のあと | 追加の作業に着手します | 進め方のご了承をお願いします |
| 納期が動く場合 | 変更後の目安を改めてご連絡します | 代車の返却予定などをご相談させてください |
追加の損傷が見つかったあとの進み方
保険を使っているときは、追加の損傷はどう扱われますか?
保険会社側の確認が必要になる場合があります。当社が行うのは、追加で見つかった損傷について、修理の内容と費用を保険会社のご担当者に技術的にご説明することです。
追加の損傷が出たときにお預かり期間が延びる理由は、作業そのものよりも、この確認と部品の手配にあることが少なくありません。ご説明の際には、作業の日数と手続きの日数を分けてお伝えするようにしています。
どこまでが保険の対象になるかは、ご契約の内容と事故の状況によって決まります。当社が判断できるものではありませんので、ご不明な点は必ずご加入の保険会社にご確認ください。なお、事故と関係のない古いキズやサビは対象外となることが多く、その場合は自費で一緒に直すか、今回は見送るかをご相談させていただきます。
追加の損傷が出ると、どれくらい期間が延びますか?
何が加わったかによって、延び方はかなり変わります。
保険会社との確認、部品入荷、追加損傷、骨格修正の有無で延びる場合があります。
お預かり期間が動くときは、分かった時点で新しい目安をご連絡します。代車をお使いの場合は返却予定日にも関わりますので、そのご相談もあわせてさせていただきます。当社ではレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、期間が延びた場合のご相談もお受けしています。
追加の損傷を減らすために、お客様の側でできることはありますか?
ぶつけたときの状況と、そのあとに気づいた変化を、できるだけ細かくお伝えいただくことです。見えない部分の損傷を先に想定できれば、最初の見積りの精度が上がり、途中での変更が減ります。
たとえば「ぶつけてから異音がする」「ドアの閉まり方が変わった」「まっすぐ走っているのにハンドルが少し傾いている」「警告灯がついた」といった変化は、外から見ただけでは分からない部分の手がかりになります。ご自身では関係ないと思われることでも、お聞かせいただければ確認する箇所を増やせます。
もうひとつは、気になる箇所を早めに見せていただくことです。時間が経つと、割れた部分から水が入ってサビが広がるなど、状態そのものが変わってしまうことがあります。すぐに直せない場合でも、見ておくだけで進め方の相談ができます。
この記事の写真は、実際にお預かりしたアルファードです
当社でお預かりしたアルファードです。ここでは、上のご説明を裏づける例としてご覧ください。1台ごとの修理の中身は、修理事例のページでご覧いただけます。


ほかの事例もご覧いただけます
・アルファード30 左スライドドアの交換と3コートパール塗装事例
・アルファード30系 リヤゲート・リヤバンパーの板金塗装事例
・アルファード モデリスタ フロントバンパー破断の板金塗装・3コートパール塗装事例
・40系アルファード モデリスタエアロの割れ・ちぎれを再生する板金塗装修理
・アルファード(40系)左スライドドアのキズ板金塗装と事故修理事例
・40系アルファード 左フロントドアのへこみを板金で再生し、黒ボディの映り込みまで整えた事例
・30系アルファード(202ブラック)の右フロントフェンダー・ドアを精密板金で整えた事例
・30系アルファード 左スライドドア・リヤクオーターのキズと凹みを交換せず板金で仕上げた事例
・アルファード30系(AGH30) ルーフ・バックドアの板金塗装事例
・40系アルファード 左クオーターパネルの板金塗装修理(3コートパール089)
・レクサスRX 左側面
・40系アルファード(Z2500・カラー202)前方大破の事故修理事例
修理にかかる日数は、損傷の範囲や部品の入荷状況によって変わります。実車を拝見したうえでご案内します。
よくあるご質問
追加で見つかった部分の状態は、見せてもらえますか?
状況に応じて、どこがどうなっているのかを写真などでご案内しています。お預かり中でご来店が難しい場合もありますので、見ておきたいというご希望があればお申し付けください。
見積りの段階で、追加の損傷を予想することはできないのですか?
ぶつけたときの状況やへこみ方から、ある程度の想定はできます。ただし、部品を取り外して初めて分かる部分は残りますので、想定できる範囲には限りがあります。
保険会社が追加分を認めなかったら、どうなりますか?
どこまでが保険の対象になるかは保険会社のご判断になります。対象外となった部分は、自費で一緒に直すか、今回は見送るかを、ご相談のうえ決めさせていただきます。
追加の損傷が見つかった時点で、修理をやめることはできますか?
作業の進み具合によりますので、まずはご相談ください。分解した状態から組み戻す作業が必要になる場合もありますので、その点も含めてご説明したうえでお決めいただきます。