本文へスキップ

GR86の右前|お客様のご希望どおり3つの部品を新品に、右ドアまで塗装【横浜市都筑区】

右前の角の擦り跡に緑のテープで印を付け、目盛りの付いた棒を立てて撮ったトヨタ GR86(修理前)。フロントバンパー・右フロントフェンダー・右サイドターンランプは、ご希望どおり新品に替えました。

右前の角に黒い擦り跡が残ったトヨタ GR86(ZN8)を、横浜市都筑区の株式会社ケービーエスで修理しました。お客様のご希望に沿ってフロントバンパー・右フロントフェンダー・右サイドターンランプの3点を新品に替え、右フェンダーと右ドアは塗装ブースでカラー番号K1Xに塗っています。

型式は車検証で3BA-ZN8、初度登録は令和4年2月、乗車定員は4人の車です。お預かり証の依頼元は保険会社で、今回は保険修理として進めました。お車は、当社がお客様のところまで引き取りにうかがっています。

新品の右フェンダーは、黒い下地のまま車体に一度付けて、ボンネットやドアとの境目を確かめてから塗装に進みました。車体側の白いブラケットはスライドハンマーで引き、右ドアのベルトモールも新しくして、組み上げたあとは診断機で各システムの表示を読んでいます。

項目内容
車種トヨタ GR86(乗車定員4人)
型式3BA-ZN8(原動機 FA24・総排気量2.38L)
登録令和4年2月(初度登録)
カラーK1X(コーションプレートとお預かり証で確認)
ご依頼保険修理(当社がお客様のところへお引き取り)
お客様のご要望フロントバンパー・右フロントサイドウインカー・右フェンダーは新品交換を希望/リサイクルパーツ(中古部品)の利用は不可/修理の方法はご連絡してから
損傷箇所フロントバンパーの右の角(黒い擦り跡・えぐれたような傷・黒いL字の縁取りの際の擦り傷)/右フロントフェンダーの前の端(擦り跡・バンパーとの合わせ目のずれ)/右サイドターンランプの浮き
交換(新品)フロントバンパー/右フロントフェンダー(伝票の品名は「フェンダパネル RH」)/右サイドターンランプ(同「F/サイドターンランプ ASSY RH」)/F/バンパサポート RH(品番の違う2点)/F/バンパモール・F/バンパエンブレム/右ドアのベルトモール(同「F/ドアガラスウエザアウタ RH」)/右ドアの内張りのクリップ(7個)・ガーニッシュクリップ・プッシュリベット・ナットなどの小物
修理方法部品交換(交換の欄のとおり)/新品フェンダーは黒い下地のまま車体で仮合わせ/車体側の白いブラケットの下の端をスライドハンマーで引く
塗装塗装ブースで、車体に付けた右フロントフェンダーと右ドアを一緒に仕上げ(カラー番号K1X)/ボンネット・ガラスはビニール、ドアの下から床は紙で覆う
修理後の確認診断機で「システムと機能」の画面を表示(赤の「異常」なし)
工程お引き取り → 損傷の記録 → 部品の手配 → バンパーと右フェンダーの取り外し → 新品フェンダーの取り付け・ブラケットの引き出し → 仮合わせ → 塗装ブースでマスキング・塗装 → 新品バンパー・ベルトモールの組み付け → 完成 → 診断機

GR86が工場に入っているあいだに乗る車のことも、お気軽にお尋ねください。勝田レンタカーで持っている車は200台以上、ナンバーはすべてレンタカー登録の「わ」です。その中にはクラウンスポーツ PHVや新型プリウス、ハリアーのハイブリッドもあります。ご案内できる車は、その時期の空き状況と、保険のご契約内容によって変わります。

🚗 代車の相談フォームへ24時間受付

お引き取り|お客様のところまでうかがってお預かり

このGR86は、当社がお客様のところまで引き取りにうかがってお預かりしました。引き取りでは確認用のチェックシートを使い、車検証があるか、車内に忘れ物がないか、ETCカードの扱い、ホイールのロックナットを使っているか(今回は使用なし)を一つずつ確かめています。お車の写真を撮り、お預かり証へのサインもいただいています。

ご要望|3つの部品は新品で、中古の部品は使わない

お預かり証には、お客様のご要望がはっきり書かれていました。作業内容の欄は「新品交換希望」で、対象はフロントバンパー・右フロントサイドウインカー・右フェンダーの3つです。リサイクルパーツ(中古部品)を使ってよいかの欄は、「不可」になっています。

ご要望の欄には、修理の方法は先にお客様へ連絡してから進めてほしいというご希望も書き留めてあり、連絡のつきやすい時間帯もうかがっています。社外品のサイドスポイラーが付いていることも、お預かり証に記録しました。

部品の伝票を見ると、バンパー・右フェンダー・右サイドターンランプ(伝票の品名は「F/サイドターンランプ ASSY RH」)は、どれも新品で取り寄せています。お預かり証の「右Frサイドウインカー」が、この右サイドターンランプです。

損傷|バンパーの右の角から、フェンダーの前の端まで

見出しの写真では、傷の横に目盛りの付いた棒が立っていて、傷の高さを目盛りと見比べられます。傷みのある所には、小さな緑のテープで印を付けました。

左の写真は右前から見た全体、右の写真は前輪のまわりを横から見たところです。フロントバンパーの右の角から右フロントフェンダーの前の端にかけて黒い擦り跡が入り、二つの部品の合わせ目がずれて段差ができています。前輪の前、バンパーの横にあるサイドターンランプのあたりにも、緑のテープが貼られています。

工場の中に入れてからも、もう一度傷の様子を写真に残しています。表面に水滴の残るこの2枚では、擦り跡の形がはっきり写っています。左の写真はボンネットを開けた右前の角、右の写真はバンパーの右の角の寄りで、えぐれたような丸い傷と、黒いL字の縁取り(樹脂の部品)の際まで続く擦り傷が見えます。

分解|フロントバンパーを外した右前と、奥の黒い樹脂の部品

次に、フロントバンパーを車から外しました。左の写真では、右フロントフェンダーはまだ元の白いものが付いていて、前の端に緑のテープが残っています。バンパーの奥には、黒い樹脂の部品や配線、丸いホーンが並んでいます。右の写真はその奥の寄りで、黒い樹脂の部品の縁が、ぎざぎざになっているのが分かります。

引き出し|車体側の白いブラケットを、スライドハンマーで

元の右フェンダーを外したあとは、新品の右フェンダーを取り付けて作業を進めています。左の写真の手前に写る黒い板が、新品のフェンダーの前の下の端です。そのすぐ奥にあるのが、車体の側に付いた白いブラケットです。右の写真では、このブラケットの下の端にスライドハンマーの先端を掛けて引いています。スライドハンマーは、持ち手の側へ重りを勢いよく滑らせ、その反動で先端に掛けた所を引き寄せる道具です。新品のフェンダーの前の下の端は、このブラケットのすぐ横に並んでいます。

仮合わせとマスキング|黒い新品フェンダーを合わせ、ブースでまわりを覆う

届いた新品の右フェンダーは、ボディの色ではなく黒一色でした。その黒いままのフェンダーを車体に取り付け、ボンネットとの境目、ドアとの境目を見ています。どちらの境目にも、縁に沿って緑のテープが貼ってあります。

仮合わせのあと、フェンダーはいったん車から外され、塗装ブースの中のスタンドに載りました。この時点ではまだ黒っぽい色です。その後、フェンダーを車体に戻し、ブースの中で、右フェンダーと右ドアのまわりを覆いました。このときのフェンダーは白く、まだつやのない状態です。

マスキングでは、ボンネットとガラスをビニールで包み、ボンネットとの境目と、ベルトモールを外した窓の下の縁に沿って緑のテープを貼っています。ドアハンドルは外さず、テープで包みました。前輪のアーチはビニールで覆い、社外品のサイドスポイラーのあるドアの下から床までは紙で覆っています。下の写真は、黒いままの仮合わせ、スタンドの上のフェンダー、車体に戻してまわりを覆ったところの順です。

塗装|右フェンダーと右ドアに、K1Xでつやを

塗り終えたあとの写真では、右フェンダーと右ドアの両方に、ブースの照明が映り込むつやが出ています。ボンネットや前まわりはビニールで覆われたままで、塗る面がフェンダーとドアにしぼられているのが分かります。

カラー番号はK1Xです。お預かり証の「カラーNo」の欄と、車体に付いているコーションプレートの記載が、同じ番号でそろっていました。作業をしたのは、床がすのこ状になった、ほこりを嫌う専用の塗装ブースの中です。

同じような損傷でお困りですか?☎ 045-592-1040LINEで相談見積りを相談

部品の入れ替え|外した元の部品と、新品のバンパー

左の写真は、車から外した元のフロントバンパーの右の角です。お預かりのときと同じ形の黒い擦り跡が残り、黒いL字の縁取りはすでに外してあります。右の写真は外した元の右フェンダーで、前の下の端に緑のテープが付いたままです。

新品のフロントバンパーは、車に付ける前にグリルやエンブレムを組んで、スタンドに立ててあります。この時点で、バンパーはもう白く塗られた状態です。左の写真はその全体、右の写真は角の寄りで、黒いL字の縁取りが付いた状態です。伝票には「F/バンパモール」「F/バンパエンブレム」も載っています。

組み付け|バンパーを付ける前の右前と、新しいベルトモール

左の写真は、塗り終えた新品の右フェンダーが車体に付いた状態です。バンパーはまだ付いておらず、ヘッドライトの縁とドアとの境目には緑のテープが貼られています。右の写真では、右ドアの窓の下に、新しいベルトモール(伝票の品名は「F/ドアガラスウエザアウタ RH」)を手で沿わせています。伝票には、右ドアの内張りを留めるクリップ7個も載っています。

完成|新しい部品がそろったGR86の右前

新品のフロントバンパーと右サイドターンランプが付き、右前の角が組み上がりました。右前から見た全体では、新しいバンパーと右フェンダー、右ドアが一続きに並んでいます。

左の写真は右フェンダーからヘッドライトまわりを斜めから、右の写真は右フェンダーの前の端からサイドターンランプ、バンパーの角を近くから見たところです。お預かりのときにずれていたフェンダーとバンパーの合わせ目は、すき間の線が通っています。

修理の前とあと|ほぼ同じ向きから見た右前の角

左の写真がお預かりした日の右前の角、右の写真が完成のあとに、ほぼ同じ向きから撮ったものです。擦り跡のあったバンパーの角と、浮いていたサイドターンランプは、どちらも新品に替わっています。

修理後の確認|診断機で、各システムの表示を読む

最後に診断機をつなぎ、「システムと機能」の中の「システムトポロジー」を開きました。この画面では、左下のOBDから分かれた線の先に、車の各システムが箱で並んでいます。画面の上の端には、選んだ車の情報として「86」「ZN8」「FA24」が表示されています。

画面の凡例と照らすと、緑の「正常」の箱が大半で、灰色の「構成されていません」の箱がいくつか混じるだけで、赤の「異常」の箱は出ていません。エンジンを制御するECM、ブレーキのABS、エアバッグのSRSの箱も緑です。

職人の技|新品の部品を、元の車の並びに収めるまで

今回は部品の交換が中心の修理ですが、写真と伝票を見返すと、新しい部品を元の車の並びに収めるための手順が、次のように残っています。

① 色を付ける前に車体で合わせる 新品の右フェンダーは、色を付ける前に車体へ取り付け、ボンネットとの境目、ドアとの境目を見ています(仮合わせとマスキングの写真)。

② 車体側のブラケットを引く 新品のフェンダーの前の下の端のすぐ横にある、車体側の白いブラケットの下の端を、スライドハンマーで引いています(引き出しの写真)。

③ 右ドアまで、同じブースで 塗装ブースでは、車体に付けた右フェンダーと右ドアのまわりをまとめて覆い、塗り終えたあとはどちらの面にもつやが出ています(塗装の写真)。

④ 覆い方を場所ごとに ドアハンドルはテープで包み、ベルトモールを外した窓の下の縁はテープで区切り、前輪のアーチはビニール、ドアの下から床は紙で覆っています(マスキングの写真)。

⑤ 外したモールは新しく 塗装の前に外した右ドアのベルトモールは、伝票のとおり新品に替えています。新品のバンパーも、グリルやエンブレムを組んでから車に付けました(組み付けと部品の入れ替えの写真)。

⑥ 最後は診断機の画面 最後に診断機で各システムの箱を表示し、赤い「異常」の箱が出ていないことを確かめています(修理後の確認の写真)。

職人の想い|ご希望の新品を、お預かり前のGR86の並びに

新品での交換は、お預かり証に書き留めたお客様のご希望です。新しい部品をそろえて付けるだけでなく、黒いままのフェンダーを一度車体で合わせ、右ドアまで同じブースで塗り、外したベルトモールも新しくしています。

修理中の代車|GR86を預けるあいだの1台

乗車定員4人のGR86から乗り換えるあいだの車として、勝田レンタカーの車には、クラウンスポーツ PHVのようにスポーティーな形のものから、新型プリウスやプリウスPHV、ハリアー、カローラクロスまであります。

当社ではレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しています。乗る人数や普段の使い方をお聞きして、空き状況を確認しながらご案内します。

ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わります。特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられませんので、まずはご相談ください。

勝田レンタカーの事故代車ラインナップ例

クラウンスポーツ プラグインハイブリッド4WDの代車のページへ

現行ハリアー Zレザー(ハイブリッド4WD)の代車のページへ

カローラクロスHV 4WD モデリスタ仕様の代車のページへ

新型プリウス Zグレード(令和6年式)の代車のページへ

プリウスPHV Zグレードの代車のページへ

修理中に借りられる車(レンタカー・代車)を見る

まとめ|ご希望どおり新品でそろえた、GR86の右前

今回のGR86は、お客様のご希望どおりフロントバンパー・右フロントフェンダー・右サイドターンランプを新品に替え、新品のフェンダーは黒いまま車体で合わせてから、右ドアと一緒に塗装ブースでK1Xに仕上げた保険修理の事例です。車体側のブラケットはスライドハンマーで引き、右ドアのベルトモールも新しくして、仕上げに診断機で車のシステムの状態も見ています。

部品を新品にしたい、中古の部品は使わないでほしい、修理の進め方は先に知らせてほしい。そうしたご希望は、お預かりのときにうかがって書き留めています。横浜市都筑区の株式会社ケービーエスでは、お引き取りにうかがえる場合もありますので、事故のあとの修理のことは、分かる範囲からお聞かせください。

修理のあいだに乗る車のご相談も、同じ窓口で承ります。お気軽にお問い合わせください。

あわせて読みたいブログ

板金で直すか交換になるかは、どこで分かれるのですか?

修理中、進み具合はいつ、どのように分かりますか?

あわせて見たい修理事例

86(ZN6)|持ち込みのFRPエアロバンパーに交換・K1Xと黒の2トーン塗装

オデッセイ|フロントバンパーと左フロントフェンダーを新品に交換

板金塗装の修理事例をもっと見る

修理のご相談

板金塗装・事故修理のページを見る

板金塗装・事故修理のご相談はこちら

よくある質問

GR86のバンパーやフェンダーを、中古ではなく新品の部品で直してもらえますか?
ご希望をうかがってご相談します。今回のGR86では、お預かり証の作業内容の欄に「新品交換希望」、中古部品(リサイクルパーツ)を使うかの欄に「不可」と書かれており、部品の伝票のとおりフロントバンパー・右フロントフェンダー・右サイドターンランプを新品で取り寄せました。保険を使う修理では保険会社との確認も踏まえて進めますので、お預かりのときにご希望をお伝えください。
フェンダーを新品に交換すると、まわりの部品とのすき間は合いますか?
今回のGR86では、届いた新品の右フェンダーを黒い色のまま一度車体に取り付け、ボンネットとの境目、ドアとの境目を見てから塗装に進みました。塗装ブースでは車体に付けた右フェンダーと右ドアのまわりを覆って一緒に塗り、完成の写真では、フェンダーとバンパーの合わせ目のすき間の線が通っています。すき間の具合は車や部品によって変わるため、実車を拝見してご説明します。
GR86の前まわりを直したあと、車のシステムに異常が出ていないか見てもらえますか?
今回のGR86では、組み上げが終わってから診断機を車につなぎ、システムどうしのつながりを箱で示す画面を開きました。緑の箱(正常)と灰色の箱(構成されていません)に分かれ、赤(異常)の箱はひとつもありませんでした。どこまで見るかは直した場所によっても違うため、気になる点はお預かりのときにお伝えください。
GR86を工場まで持っていけないときは、引き取りに来てもらえますか?
はい、お引き取りのご相談も承っています。今回のGR86も、当社がお客様のところまで引き取りにうかがい、車検証や車内の忘れ物、ETCカードなどをその場で確かめてからお預かりしました。お引き取りできるかどうかは、まずお電話でお尋ねください。
修理中の代車は借りられますか?
ご相談いただけます。当社はレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、乗る人数や普段の使い方をお聞きしてご案内します。ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わるため、特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられません。

この修理について、もっとくわしく

事故・修理・車検のご相談はお気軽に

写真だけでも大丈夫です。まずは分かる範囲でお送りください。平日9:00〜18:00 土曜9:00〜17:00(日曜・祝日定休)

☎ 045-592-1040

お見積りを相談 お問い合わせ LINEで相談