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レクサスNXの左前ドアとフェンダー|新品を一度車に付けて合わせてから塗装【横浜市都筑区】

左フロントドアの前寄りの下と、左フロントフェンダーのうしろの下に傷があったレクサスNX(初代・NX200t)。保険会社からのご依頼でお預かりし、保険修理で直した一台です。

レクサスNX(初代・NX200t)は、左フロントドアと左フロントフェンダーの2枚を新品に交換しました。作業は横浜市都筑区にある株式会社ケービーエスの工場で行い、届いた新品は、色を付ける前に一度車体へ取り付けて具合を確かめ、外してから塗装ブースで085(ソニッククォーツ)に塗っています。

お車は平成26年10月に初度登録された、ガソリン車のNX200tです。保険会社からご依頼をいただき、お車は当社の配送担当がお引き取りしました。お預かり証のご要望の欄には、保険料のことも考えて判断したいので見積りがほしいということと、「車両価値があまり下がらない様な修理 or 交換」の2つが書かれていました。お客様のご判断のうえで、今回の修理は保険修理として進めています。

傷があったのは、左の前輪のすぐうしろです。左フロントドアは前寄りの下がへこんで擦れ、すぐ前の左フロントフェンダーは、うしろの下の端が外へ開いています。前輪のまわりの黒いアーチモールと、モデリスタのサイドスカートの前の端にも、擦れとずれがありました。

お預かり証のリサイクルパーツ(中古部品)の欄は「不可」でした。ドア・フェンダー・アーチモール・フェンダーライナー・サイドスカートは、どれも新品を注文して交換しています。となりの左リヤドアと左フロントピラーの細い帯も塗装し、組み付けのあとは診断機で各システムの表示を見ています。

項目内容
車種レクサスNX(NX200t・初代)
型式DBA-AGZ10(エンジン 8AR・ガソリン・1.99L・5人乗り)
登録平成26年10月(初度登録)
カラー085 ソニッククォーツ
ご依頼保険修理(依頼元は保険会社・お車は当社の配送担当がお引き取り)
損傷箇所左フロントドアの前寄りの下/左フロントフェンダーのうしろの下(前輪のうしろ)/前輪のまわりのアーチモール/モデリスタのサイドスカート(左)の前の端
交換(新品)左フロントドア(ドアパネル)/左フロントフェンダー/前輪のホイールアーチモール/左フェンダーライナー/モデリスタのサイドスカート(左・塗装していない素地の品)/ドアのベルトモール・ウィンドウモール・ブラックテープ・ウェザーストリップ・サービスホールのカバー・窓枠のガーニッシュ・サイレンサーパッド など
取り外しアーチモール・サイドスカートの前の端/左フロントドア/フロントバンパー・左ヘッドライト・左フロントフェンダー/左リヤドアの外側のドアハンドル
塗装新品の左フロントドア・左フロントフェンダー(一度車体に仮付けしてから外し、スタンドに立てて単品で塗装)/新品のサイドスカート(車に付いたときに白く見える面)/左リヤドア/左フロントピラーの細い帯
クリヤー日本ペイント nax イージス(3:1)グリフィスクリヤー
修理後の確認診断機でシステムトポロジーを表示(箱は緑と灰色・赤の「異常」なし)
工程損傷の確認 → 部品の注文 → アーチモール・サイドスカートの前の端の取り外し → ドア・バンパー・ヘッドライト・フェンダーの取り外し → 新品のドアとフェンダーを車体に仮付け → 外してスタンドで単品塗装・左リヤドアとピラーの帯の塗装 → 新品のサイドスカートの塗装 → 組み付け → 完成 → 診断機で確認

レクサスから代車に乗り換えると、車内の静かさや乗り味の違いが気になる方もいらっしゃいます。勝田レンタカーが持つ200台以上のわナンバー(レンタカー登録)の車には、2代目のNXにあたるNX450h+のほか、プラグインハイブリッドのハリアーや3列シートのアルファードもそろっています。どの車をお貸しできるかは、空き状況と保険のご契約の内容を確かめてからご案内しています。

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損傷|前輪のうしろ、ドアとフェンダーの合わせ目の下

入庫の写真では、傷のまわりに緑のマスキングテープが貼られ、目盛りの付いた棒が地面から立ててあります。傷がどの高さにあるかを、あとから見ても分かるようにするための撮り方です。

左の写真は左側の前半分を横から、右の写真は前輪のうしろを斜め前から写したものです。左フロントドアの前の下の角にへこみと擦り傷があり、ドアには緑のテープが横に1本貼ってあります。前輪のまわりのアーチモールと、サイドスカートの前の端にも、小さな印のテープが付いています。

近くで見ると、ドアの前の下は表面が白く擦れ、横にへこみが走っています。左フロントフェンダーのうしろの下の端は外へ開き、ドアとのあいだのすき間がのぞいていました。前輪のまわりの黒いアーチモールにも、白い擦り跡が付いています。

左の写真がその合わせ目の寄り、右の写真はサイドスカートの前の端です。前の部品と本体の継ぎ目がずれ、どちらの表面にも擦り傷が付いていました。

部品の手配|伝票に並んだ新品の部品

部品は、車の型式をもとに部品商へ注文しています。伝票に載っている主な部品は、左フロントドア(ドアパネル)、左フロントフェンダー、前輪のまわりのホイールアーチモール、タイヤの上の内側を覆う樹脂のカバーのフェンダーライナー、そしてモデリスタのサイドスカート(左)です。サイドスカートは伝票の品名に「ソジ(素地)」とあり、色を塗っていない状態で届きます。

ドアのまわりの小さな部品も、新しいものを用意しました。窓の下のベルトモールと窓まわりのモール、ブラックテープ、すき間をふさぐゴムのウェザーストリップ、内側のサービスホールのカバー、窓枠のガーニッシュ、サイレンサーパッド、それに留め具のグロメットなどです。

取り外し|アーチモールとサイドスカートの前の端を外す

作業は、傷のまわりに付いている樹脂の部品を外すところから始めました。前輪のまわりの黒いアーチモールと、サイドスカートの前の端の部品を外すと、フェンダーのうしろの下の端の取り付け穴や、たまっていた泥の汚れが見えてきます。

下の写真は、アーチモールとサイドスカートの前の端を外した合わせ目の下、モールを外したフェンダーのアーチの縁、床に置いた外したサイドスカートの前の端の部品(緑の印のテープ付き)の順です。

分解|ドアとフェンダーを車から外す

続いて、左フロントドアを車から外しました。開口部からはドアにつながっていた配線が出ていて、車内の茶色のシートまで見通せます。

フロントバンパーと左ヘッドライト、そして左フロントフェンダーも外しています。左の写真はドアを外した左前の開口部、右の写真はバンパー・ヘッドライト・フェンダーを外した左前です。フェンダーが外れると、エンジンルームの横から前輪のまわりの奥まで見えるようになります。

仮付け|黒い新品のドアとフェンダーを、まず車に付けてみる

新品のドアとフェンダーは、車体の白ではなく、黒い下塗りのままで届きます。今回は、これをすぐに塗るのではなく、一度車体に取り付けています。

仮付けは、取り付けの位置や、となりのパネルとのすき間を、色を塗る前の段階で確かめておくための作業です。

下の写真は、横から見た左側、左うしろから見たところ、正面の順です。1枚目では黒いドアとフェンダーが車体に付き、そのうしろの白い左リヤドアは外側のドアハンドルが外されています。床には、TOYOTAとLEXUSの文字が入った部品の梱包材が広げてあります。3枚目の正面では、バンパーとヘッドライトを外したままの左前に、黒いフェンダーが付いているのが分かります。

下ごしらえ|外した新品を、塗装ブースのスタンドに立てる

仮付けで具合を確かめたあと、ドアとフェンダーはもう一度外して、塗装ブースに運びました。部品を1枚ずつ専用のスタンドに立て、車から離した単品の状態で塗る段取りです。

左の写真はフェンダー、右の写真はドアです。フェンダーの黒い面にはまだつやが残っていますが、ドアの黒い面はつやが消え、全体に研いだ跡が見えます。上から重ねる塗料がよく密着するよう、あらかじめ細かな研ぎ目を付けておく下準備で、「足付け」と呼びます。ドアの窓枠はビニールで覆い、取っ手まわりの穴はテープでふさいであります。

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マスキング|左リヤドアと、フロントピラーの細い帯を出す

車体の側にも、同じ塗装ブースで塗るところがあります。新しいフロントドアのうしろにある左リヤドアと、フロントドアを外した開口部の前の左フロントピラーの細い帯です。どちらも、塗らないところを紙とビニールで覆い、境目に緑のテープを貼りました。

左リヤドアは外側のドアハンドルを外してから、取り付けの穴をテープでふさぎ、ドアの縁に沿ってテープを回しています。窓は紙、タイヤはビニールの中です。ピラーの帯は両側をテープで区切り、根元には黄色の細いテープも見えます。帯の下の端には研いだ跡があり、白い縁に囲まれて、鉄板が出ているようなグレーの部分がのぞいています。

下の写真は、左リヤドア、フロントピラーの帯、帯の下の端を近くから写したものの順です。

塗装|新品のフェンダーとドアを、085で単品塗装

この車の色は085、レクサスの色名でソニッククォーツです。番号は、ドアの開口部に貼られたコーションプレートと、お預かり証の手書きの欄で一致しています。

クリヤーには、日本ペイントのnax イージス(3:1)グリフィスクリヤーを使いました。左の写真がそのクリヤーの缶、右の写真が塗り終えた新品のフェンダーです。スタンドに立てて塗ったので、表の面だけでなく、アーチの縁の裏側や取り付けの部分まで白く色がのっています。

新品の左フロントドアも、スタンドの上で塗り上げました。研いでつやを落としていた黒い面が、ブースの照明を映すほどのつやのある白に変わっています。窓枠のビニールは、この時点ではまだ付けたままです。

塗装後|車体の側、左リヤドアとピラーの帯

車体の側の2か所も、塗り終えたところを撮影しています。左の写真は左リヤドアで、マスキングの写真と比べると、つや消しだった面に、いまはブースの照明がくっきり映っています。右の写真はフロントピラーの帯で、細い帯の部分だけがつやのある白になりました。

サイドスカート|黒い素地で届いたモデリスタを塗る

モデリスタのサイドスカートは、伝票の品名どおり、塗装されていない黒い素地のまま届きました。これも塗装ブースで台にのせ、車に付いたときに白く見える面を、車体と同じ白に塗っています。

左の写真が塗る前の黒いサイドスカート、右の写真が塗り終えたところです。車に付いたときに白く見える面に、つやが出ました。

外した部品|元のドアやフェンダーを、新しい部品の横で

組み付けの段階では、外した元の部品を、新しい部品を付けた車のそばに並べて写真に残しています。どれも、お預かりしたときに車に付いていた部品です。

下の写真は順に、元の左フロントドア(手前)と新しいドアに替えた車(奥)、元の左フロントフェンダー、元のフェンダーライナーです。フェンダーライナーは、ところどころが破れて穴があいていました。

左の写真は、外した元のアーチモールを、新しいモールを付けたフェンダーの前で持ったところです。右の写真は外した元のサイドスカートで、お預かりのときに貼った緑のテープがまだ残っています。奥に写る車には、新しいサイドスカートが付いています。

完成|新しいドアとフェンダーが並んだ左側面

部品をすべて組み付けて、完成です。左の写真は左フロントフェンダーからドアの前を斜めから、右の写真は左側面をうしろ寄りから見たところです。フェンダーには新しいアーチモールとサイドスカートの前の端が付き、ドアの下には新しいサイドスカートが続いています。

下の写真は、正面から、左斜め前から、左フロントドアを近くから写したものの順です。正面では、作業のために外したバンパーとヘッドライトも戻っています。左フロントドアには、ミラーとドアハンドルが付きました。

診断機|修理のあと、システムの一覧に赤い表示なし

完成のあと、車に診断機をつないで、各システムの状態を一覧にした画面(システムトポロジー)を開きました。画面の上の段に出ている「NX200t」「AGZ1#」「8AR-FTS」は、診断機が読み取った車の名前・型式・エンジンの型式です。

画面の凡例には、緑=「正常」、赤=「異常」、灰色=「構成されていません」とあります。一覧に出ていたのは緑と灰色の箱だけで、赤の「異常」はひとつもありませんでした。

職人の技|塗る前に合わせ、外せるものは外して塗る

この修理で手をかけたところを、写真に写っていることにしぼってまとめます。

① 傷の範囲を記録してから始める お預かりのときに、傷のまわりへ緑のテープで印を付け、目盛りの棒を立てて撮影しました(損傷の写真)。外した元のサイドスカートにも同じテープが残っていて、どの部品を新しくしたかが写真で追えます。

② 新品を塗る前に、車体で合わせる 黒い下塗りのままの新品のドアとフェンダーを車体に付けてみて、そのあと外してから塗装ブースへ運んでいます(仮付けの写真)。色を付けたあとではなく、その前の段階で取り付けの具合を見ておく段取りです。

③ 車から離して、単品で塗る ドアとフェンダーはスタンドに立てて塗りました。フェンダーは、アーチの縁の裏側や取り付けの部分まで白くなっています(塗り終えたフェンダーの写真)。新品のドアは、塗る前に表面を研いでつやを落としてあります。

④ 外せる部品は外し、境目はパネルの縁に アーチモール、サイドスカート、ドア、バンパー、ヘッドライト、フェンダーを外して作業し、車体の側で塗った左リヤドアも外側のドアハンドルを外しています。ハンドルのまわりをテープで囲む代わりにハンドルそのものを外しておくと、くぼみの中まで続けて塗ることができます。テープの境目は、左リヤドアではドアの縁に沿わせ、ピラーでは細い帯の両側に置きました(マスキングの写真)。

⑤ 修理のあとも確かめる 組み付けを終えてから診断機で一覧の画面を開き、赤の「異常」の箱がないことを見ています(診断機の写真)。

修理中の代車|初代NXにお乗りの方へ

レクサスNXにお乗りの方には、勝田レンタカーで扱っているNX450h+(4WD・モデリスタのフルエアロ)もご案内の候補になります。そのほか、3列シートの40系アルファード(エグゼクティブラウンジ)、令和6年式のハリアーPHV、令和8年式のフォレスター ハイブリッドもあります。

当社ではレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しています。乗る人数や普段の使い方をお聞きして、空き状況を確認しながらご案内します。

ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わります。特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられませんので、まずはご相談ください。

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まとめ|レクサスNXの左側面を、新品の部品と085で

このレクサスNXは保険修理で、左の前のドアとフェンダーを新品に替えた事例です。届いた新品は車体で一度合わせてから外し、スタンドの上で085に塗りました。モデリスタのサイドスカート、アーチモール、フェンダーライナーも新品に替え、となりの左リヤドアとフロントピラーの帯も塗装しています。

中古の部品を使うか、新品にするか。保険を使うか、見積りを見てから決めるか。修理の進め方は、お客様ごとにご希望が違います。ケービーエスでは、お話をうかがってから、直し方と部品の選び方をご説明しています。

まだ保険を使うか決めていない段階のご相談も、どうぞ遠慮なくお寄せください。

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よくある質問

レクサスNXのドアとフェンダーを新品に替えると、色は車体と合いますか?
今回の初代NXは、カラー番号085(ソニッククォーツ)で、新品の左フロントドアと左フロントフェンダーを塗装ブースで塗りました。色の番号は、車体のラベルとお預かり証の両方で確かめています。となりの左リヤドアと左フロントピラーの細い帯も、同じブースで塗っています。塗る範囲は、交換する部品ととなりのパネルの並び方を見て、お車ごとに決めています。
事故の修理で、中古部品(リサイクルパーツ)を使わずに直してもらえますか?
ご希望をうかがってから部品を選びます。今回のレクサスNXは、お預かり証でリサイクルパーツの利用が「不可」になっていて、ドア・フェンダー・アーチモール・フェンダーライナー・サイドスカートなどを、新品で注文して交換しました。
モデリスタのサイドスカートを擦りました。交換できますか?
今回のNXでは、擦れとずれのあった左側のモデリスタのサイドスカートを、塗装されていない素地の新品に替えました。届いた新品は塗装ブースで、車に付いたときに白く見える面を車体と同じ白に塗り、完成の写真では新しいサイドスカートが付いています。直すか交換するかは、傷や取り付け部の状態を見て決めます。
保険を使うか決める前に、見積りを出してもらえますか?
お受けしています。今回のレクサスNXも、お預かり証のご要望の欄に、保険料のことも考えて判断したいので見積りがほしいと書かれていて、結果としてこのお車は保険修理になりました。保険を使うかを決めるのはご契約者さまで、保険会社とのご相談のうえでのご判断です。当社からは、直し方と費用をまとめた見積りをお出しします。
修理中の代車は借りられますか?
ご相談いただけます。当社はレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、乗る人数や普段の使い方をお聞きしてご案内します。ご用意できる車種は、保険の内容・事故の状況・空き状況によって変わるため、特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられません。

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