横浜市都筑区の株式会社ケービーエスで対応した、40系トヨタ・アルファードの板金塗装修理事例です。修理の中心となったのは、左フロントドアと左センターピラー周辺でした。

損傷状態を確認したうえで、左フロントドアは交換、センターピラーは交換ではなく板金で形状を修復する方向で作業を進めました。
40系アルファードのような高年式車では、外から見えるドアパネルだけを直せば終わりではありません。ドアを開けた内側のピラー部分まで損傷状態を確認し、ドアとの隙間や面、開閉状態まで考えながら修復することが重要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車種 | トヨタ 40系アルファード |
| ボディカラー | 202 ブラック |
| 修理箇所 | 左フロントドア/左センターピラー周辺 |
| 交換 | 左フロントドア |
| 板金で修復 | 左センターピラー |
| 工程 | 損傷確認 → 板金 → パテ・下地処理 → サフェーサー → 塗装(塗装ブース) → 組付け |
| クリヤー | 日本ペイント nax イージス グリフィスクリヤー |
ホームページからのご依頼に感謝します
数ある修理工場の中からホームページをご覧いただき、40系アルファードをお任せくださったことに感謝申し上げます。「ドアだけの話だと思っていたが、中はどうなっているのか」という不安からご相談いただくことがあります。どこを交換し、どこを板金で残すのかを、実車を見てご説明するところから始まるご依頼です。
40系アルファード入庫|左側面の損傷状態を確認



まずは車両全体と左側面の損傷状態を確認します。今回の40系アルファードでは、左フロントドア周辺からセンターピラーにかけて損傷が確認されました。
事故修理では、外側から見えるへこみや傷だけで修理方法を決めるのではありません。ドアを開けた状態で、ピラーや取付部の周辺まで確認することが重要です。ケービーエスでは修理前に損傷範囲を確認し、「交換する部分」と「板金で残せる部分」を分けて修理方法を組み立てます。
ドアを外すと分かる、センターピラーの損傷

外側のドアだけではなく、ドアを開けた内側のセンターピラーにも損傷が確認できました。
このような部分は、完成後には目立ちにくくなります。それでもドアの取付や開閉にも関係する重要な箇所です。損傷位置を見極め、必要な範囲を板金して元の形状へ近づけていきます。
見える場所だけをきれいにするのではなく、こうした内側の修復まで丁寧に行うことが事故修理では大切です。
交換せず板金|センターピラーを職人の手で修復


今回のセンターピラーは、状態を確認したうえで板金修理を行いました。損傷した部分をただ表面的に埋めるのではなく、まず金属部分の形状を可能な範囲で元へ戻すことが基本です。
板金では、周囲との高さやラインを確認しながら少しずつ修正します。こうした作業は完成すると見えにくくなりますが、ドアの収まりや最終的な仕上がりを左右する工程です。
「交換できるから交換する」だけではありません。修理できる部分を見極めて板金することも、ケービーエスが大切にしている考え方です。完成すると見えなくなるこの工程こそ、板金職人の腕が出るところです。
板金後の下地処理・サフェーサー|見えなくなる工程ほど丁寧に


板金で形状を整えたあとは、塗装へ進むための下地を作ります。必要な箇所を研磨し、細かな面の状態を確認しながら整えていきます。
塗装後の艶や美観は、最後にクリヤーを塗るだけで決まるものではありません。その下にある板金精度と下地処理が整っているからこそ、完成時の自然な仕上がりにつながります。


下地処理のあとは、必要な修理箇所へサフェーサーを施工します。サフェーサーは塗装の土台となる工程です。板金した部分の細かな状態を整えながら、最終塗装へ向けて下地を仕上げます。
同じような損傷でお困りですか?☎ 045-592-1040LINEで相談見積りを相談
カラーコード202|黒だからこそ分かる板金・塗装職人の技術
今回の40系アルファードは、カラーコード「202」のブラックです。
黒いボディは、きれいに仕上げるほど板金と塗装の技術差が見えやすい色でもあります。わずかな面のうねり、塗装肌の違い、艶の不足などがあると、照明や景色が映り込んだときに違和感として現れます。
そのためケービーエスでは、色が合っているだけで完成とは考えません。次のところまで塗装職人が確認しながら仕上げます。
| 確認するところ | 202ブラックでは何が出るか |
|---|---|
| 板金で整えた面 | うねりが残っていると、映り込みが波打って見える |
| 下地処理 | 研ぎ跡が残ると、塗装後にうっすら形が出る |
| 塗装肌 | 隣のパネルと肌が違うと、直した範囲が分かる |
| クリヤーの艶 | 艶が足りないと、その部分だけ沈んで見える |
| 隣接パネルとのつながり | 交換したドアだけが浮いて見える |
「塗る」のではなく、「仕上げる」。そこに塗装職人としての経験があります。
塗装ムラ・肌・光の映り込みまで見る
自動車塗装は、スプレーガンで色を付ければ完成する仕事ではありません。塗料の吐出量、ガンの距離、動かす速さ、重ね方、塗膜の状態を見ながら、塗装職人が一枚のパネルを仕上げていきます。
特に202ブラックは、艶が出るほど周囲の景色や照明を鏡のように映し込みます。そのためムラを抑えるだけでなく、パネル全体で塗装肌を整え、光が自然につながって見える状態を狙います。
交換した左フロントドアが必要以上に分からないよう、周辺パネルとの艶や肌の連続性にも注意します。目指しているのは「修理箇所が黒くなった」という仕上がりではありません。光を当てたとき、横から見たとき、屋外へ出したときまで確認して初めて完成です。
塗装ブースで仕上げる|まずはセンターピラーから


職人の腕を生かすためには、塗装を行う環境も重要です。ケービーエスでは塗装ブースを使用し、板金・下地処理を終えた40系アルファードを塗装工程へ進めます。
設備があれば自動的にきれいになるわけでも、職人技だけですべてを補えるわけでもありません。設備 × 下地 × 材料 × 塗装職人の技術。その組み合わせによって、202ブラック特有の深い艶と自然な塗装肌を目指します。
右の写真が、塗り上がったセンターピラーです。完成後はドアを閉めれば見えなくなる場所ですが、ドアを開けたときに目に入る場所でもあります。
交換する左フロントドアも、単体で塗ってから取り付ける



交換する左フロントドアも、そのまま車体へ取り付けて終わりではありません。新品パネルの状態を確認し、必要な下地処理を行ったうえで塗装工程へ進めます。
仕上げのクリヤーは、中央の写真の日本ペイント nax イージス グリフィスクリヤーを使用しました。洗車キズなどが目立ちやすい202ブラックだからこそ、クリヤーの塗装品質にもこだわります。
隣接するパネルとの色味や艶のつながりも考えながら仕上げることで、交換したドアだけが不自然に見えない状態を目指します。
塗った直後だけではない|1年先の艶まで考える
納車時に艶があるのは、プロの塗装として当然のスタート地点です。ケービーエスが意識しているのは、その先です。
下地処理を丁寧に行い、塗装条件を整え、ベースコートからクリヤーまで各工程を積み重ねることで、時間が経過した後にも美しい艶を維持できる仕上がりを目指します。
特に202ブラックでは、艶の深さや塗装肌が車全体の印象を大きく左右します。「今日きれい」だけではなく、「1年先に見ても、きれいだと思えるか」。そこまで考えて施工します。
左フロントドアを組付け|チリ・開閉・仕上がりを確認

塗装後は交換した左フロントドアを組み付け、各部を確認します。ドア前後の隙間、センターピラーとの位置関係、開閉状態、外板のつながりをチェックします。
事故前の状態へ近づけるためには、塗装がきれいなだけでは十分ではありません。板金、塗装、組付けまでを一つの修理として仕上げることが大切です。
40系アルファードは修理後の電子診断も重要
現在の40系アルファードには、多数の電子制御システムが搭載されています。部品の脱着などによって一時的な故障コードが記録されるケースもあるため、必要に応じて診断機を使用して車両状態を確認します。
ケービーエスは、電子制御装置整備を含む自動車特定整備事業の認証工場です(関東運輸局・認証番号 第2-5680号)。板金塗装だけで終わらせず、車両に応じて電子診断・故障コードの確認・必要なエラーの消去まで対応します。
40系アルファードの修理中も、代車クラスを落としたくない方へ
事故修理では、車をきれいに直すことに加えて「修理期間中の移動手段」も大切です。普段アルファードを使用されている方にとって、修理期間だけ極端に小さな車へ変わることは、乗車人数や荷物、送迎など日常生活にも影響します。



ケービーエスはレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、40系アルファードをはじめとした上級クラスの事故代車についてもご相談いただけます。
写真の車両はこちらでご覧いただけます。40系アルファード Zグレード/40系アルファード エグゼクティブラウンジ/ランドクルーザー250
事故受付、保険会社様とのやり取り、修理、レンタカー手配から修理完了まで、できるだけ一括して対応します。
ホームページからのお申し込みで、ケービーエスにて板金塗装修理をご依頼いただく場合は、代車特約を利用したランクアップ代車についてもご相談可能です。代車特約が30日を超えるケースについても、修理内容・保険契約内容に応じて、まずはご相談ください。
レンタカー特約・代車費用・ご利用期間・ご用意できる車種などは、保険契約内容・事故状況・保険会社様とのご確認内容・車両の空き状況により異なります。費用が無料になる場合と有料になる場合があり、当社が代車を無条件で無料提供しているわけではありません。特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられません。
示談の進め方・過失割合・保険金が出るかどうかの判断は、保険会社様とご契約者様のあいだで決まるものです。当社からはお答えできません。
横浜市都筑区で40系アルファードの板金塗装・事故修理をお考えの方へ
今回の修理では、40系アルファードの左フロントドアを交換し、左センターピラーは状態を見極めて板金修理を行いました。
事故修理は「全部交換すればいい」「へこみだけ直せばいい」というものではありません。交換すべき部分、板金で残せる部分を判断し、下地処理、塗装、組付けまで一つひとつ積み重ねることで、最終的な仕上がりにつながります。
株式会社ケービーエスでは、神奈川県横浜市都筑区を拠点に、40系アルファードをはじめ国産高級車・ミニバンの板金塗装、保険修理、事故対応を行っています。事故修理とあわせてレンタカー特約・事故代車のご相談にも対応しています。
価格だけではなく「きちんと直したい」「修理品質で工場を選びたい」という方も、お気軽にお問い合わせください。
株式会社ケービーエス
所在地:神奈川県横浜市都筑区勝田町867/電話:045-592-1040/横浜市営地下鉄ブルーライン 仲町台駅から車で8分、東山田駅から車で5分、都筑ICから車で5分。お問い合わせフォーム・LINEからのご相談も承ります。
よくある質問
- センターピラーは、交換せずに直せるのですか?
- 損傷の程度によります。この事例では、状態を確認したうえで板金で形状を修復しました。センターピラーはドアの取付や開閉にも関係する部分のため、表面を埋めるのではなく、まず金属の形状を可能な範囲で元へ戻すことが基本です。損傷の深さや範囲によっては別の方法が適切な場合もありますので、実車を拝見して判断します。
- ドアは交換になりましたが、なぜですか?
- 部位ごとに、仕上がりと安全の両面から判断しています。この事例では左フロントドアは交換、車体側のセンターピラーは板金という組み合わせになりました。交換と板金のどちらが適切かは、損傷の状態によって変わります。
- ドアを開けた内側も、きちんと直してもらえますか?
- この事例では、ドアを開けた内側のセンターピラーまで板金・下地処理・塗装を行いました。完成後はドアを閉めれば見えにくくなる場所ですが、ドアを開けたときには目に入りますし、ドアの収まりや開閉にも関係します。
- 202ブラックは、直したところが分かりやすいと聞きました。
- 黒は、艶が出るほど周囲の景色や照明を鏡のように映し込みます。そのため、わずかな面のうねりや塗装肌の違いが違和感として出やすい色です。板金で整えた面、下地処理、塗装肌、クリヤーの艶、隣接パネルとのつながりまで確認しながら仕上げます。
- 交換した新品のドアは、そのまま取り付けるのですか?
- 新品パネルは塗装されていない状態で入ってくるため、状態を確認し、必要な下地処理を行ったうえで車両と同じ色に塗ってから取り付けます。この事例では日本ペイント nax イージス グリフィスクリヤーで仕上げました。
- アルファードを預けているあいだ、同じクラスの車は借りられますか?
- ご相談いただけます。40系アルファード Zグレード、40系アルファード エグゼクティブラウンジ、ランドクルーザー250などを保有しています。ただしご利用の可否・車種・期間・費用のご負担は、修理内容・保険契約内容・保険会社様とのご確認内容・車両の空き状況により異なります。特定の車種を必ずご用意できるとは申し上げられません。