もらい事故で車を預けたら、工場は保険会社と何をやり取りするのですか?

工場が行うのは、お車の損傷を確かめて修理の内容と費用を組み立て、それを保険会社のご担当者に技術的にご説明し、部品を手配して直し、お渡しするまでの実務です。示談や過失割合の話は含まれません。
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車を預けたあと、工場が最初にすることは何ですか?
損傷の範囲を確かめて、記録を残すことです。外から見えるヘコミやキズだけでなく、その力がどこまで伝わっているかを見ます。ぶつけられた面の裏側、部品の合わせ目の開き方、ドアの開け閉めの感触といったところを確かめていきます。
そのうえで、直す方法と必要な部品を決め、見積を作ります。この段階では、まだ着工しません。何をいくらで直すかが決まっていないまま作業を始めることはないためです。
当社は自動車特定整備事業の認証工場(関東運輸局・認証番号 第2-5680号)です。認証の対象には電子制御装置整備が含まれます(自動運行装置を除く)。近ごろのお車はぶつかった箇所の近くにセンサーやカメラが付いていることが多く、そうしたお車をお預かりする体制を整えています。
保険会社とのやり取りは、どこまでしてくれるのですか?
当社が行うのは、修理の内容と費用について、保険会社のご担当者に技術的なご説明をすることです。これを協定と呼びます。どこをどう直す必要があるのか、なぜ交換になるのか、この部品はいくらするのかを、根拠を添えてご説明します。
ご担当者が実際に工場へお車を見に来られることもありますし、写真と見積のやり取りで進むこともあります。どちらになるかは保険会社の進め方によります。
混同されやすいのですが、これは交渉ごとではありません。相手方といくらで折り合うか、といった話とは別のものです。あくまで、修理という技術の中身を専門家どうしで確認する作業だとお考えください。
協定の中身は保険を使うとき、修理工場はどのように決まるのですか?でご説明しています。
工場ができないこと、しないことは何ですか?
過失割合の判断、示談のお話、保険金が出るかどうかの判断は、工場が行うことではありません。これらはご契約の内容と当事者間の話し合いで決まるもので、修理をする立場から口を出せる領域ではないためです。
ご不安なお気持ちはよく分かります。ぶつけられた側からすれば、直すのも自分、連絡するのも自分で、納得がいかないという声はよくうかがいます。ただ、その部分については、必ずご加入の保険会社にご確認ください。工場が代わりにお答えすると、かえって話がこじれてしまいます。
そのぶん、修理の中身についてはいくらでもご説明します。なぜこの部品は交換なのか、なぜこの日数がかかるのか。技術的な理由をご納得いくまでお伝えするのが、当社の役割です。
| ことがら | 工場 | 保険会社 | お客様 |
|---|---|---|---|
| 損傷の範囲を確かめる | 行います | 確認されます | 立ち会えます |
| 修理の方法と費用の組み立て | 行います | 内容を確認されます | ご説明を聞かれます |
| 保険金が出るかどうか | 判断しません | 決められます | ご確認ください |
| 過失割合・示談 | 扱いません | 話が進みます | ご判断ください |
| 修理を進めるかどうか | お待ちします | - | お決めください |
| 追加損傷が出たときの承諾 | ご説明します | 確認が入る場合あり | お決めください |
誰が何を決めるのか
ぶつけられた側でも、進め方は同じですか?
修理そのものの進め方は変わりません。違うのは、お話しする相手が相手方の保険会社になるという点です。当社は、相手方の保険会社のご担当者に対して、修理の内容と費用を技術的にご説明します。
そのため、相手方からの事故のご連絡が保険会社に届いていない段階では、こちらから話を始めることができません。ここで時間がかかることがあります。お車を拝見して見積を作るところまでは先に進められますので、まずはお持ちください。
相手方とのやり取りでお困りのことがあれば、それはご加入の保険会社や、ご契約に付いているサービスにご相談ください。当社は修理の側から、必要な資料を整えてお渡しすることでお手伝いします。
預けているあいだ、工場からはどんな連絡が来ますか?
節目ごとにご連絡します。何日目に必ず電話をする、という決め方はしていません。作業が進まない日に「進んでいません」とお伝えしても、お客様のお役には立たないためです。
ご連絡するのは、お車をお預かりしたとき、見積ができたとき、分解して追加の損傷が見つかったとき、納期が変わるとき、そして完成したときです。内容によっては、状態が分かる写真もあわせてご案内します。
もし途中でご不安になったら、遠慮なくお電話ください。お車の今の状態を確かめてお伝えします。連絡が来ないから何もしていない、ということではありませんが、待つ側の時間が長いことは私たちも分かっているつもりです。
進み具合のご連絡は、節目ごとに差し上げています。くわしくは修理中、進み具合はいつ、どのように分かりますか?でご説明しています。
代車や引き取りも、工場がやってくれるのですか?
どちらも当社で対応しています。代車については、レンタカー登録(わナンバー)のお車を200台以上保有しています。お車の年式や修理の内容、ご利用の条件などに応じて、一部のお車を無料の代車としてご案内する場合があります。
ご用意しているお車の例としては、40系アルファード、クラウンPHV、ランドクルーザー250、レクサスNX450h+ などがあります。ご希望はうかがいますが、お選びいただける範囲はそのときの在庫状況によります。
動かすと危ないと感じる状態のときは、無理に運転せず、まずお電話でご状況をお聞かせください。
この記事の写真は、実際にお預かりしたアルファードです
当社でお預かりしたアルファードです。ここでは、上のご説明を裏づける例としてご覧ください。1台ごとの修理の中身は、修理事例のページでご覧いただけます。


ほかの事例もご覧いただけます
・アルファード30系(AGH30) ルーフ・バックドアの板金塗装事例
・レクサスRX 左側面
・アルファード30系 リアゲート交換とエンドパネル修正の板金塗装・事故修理事例
・30系アルファード フロントバンパー・モデリスタエアロの板金塗装修理事例
・30系アルファード リヤ廻りの板金塗装・事故修理
・30系アルファード 右側面の板金塗装
・40系アルファード 右フロントフェンダーの板金塗装・コーティング
・ランドクルーザー バックドアの100対0事故修理
・アルファード 30系 右側面の損傷を板金塗装で再生した事故修理
・現行アルファード40系 リヤゲートの叩き出し板金と3コートパール塗装
・40系アルファード雹害修理
・40系アルファード モデリスタエアロの割れ・ちぎれを再生する板金塗装修理
修理にかかる日数は、損傷の範囲や部品の入荷状況によって変わります。実車を拝見したうえでご案内します。
お引き取りにうかがえる場合があります。対応できる範囲は、お電話でご確認ください。
よくあるご質問
工場に任せれば、保険の手続きは全部やってもらえますか?
修理の内容と費用について保険会社のご担当者へ技術的にご説明する部分は当社が行います。ご契約の内容に関する手続きやご判断は、お客様と保険会社のあいだで進めていただく必要があります。
保険会社の担当者が工場に見に来ることはありますか?
あります。ご担当者が実際にお車をご覧になる場合と、写真と見積のやり取りで進む場合があり、どちらになるかは保険会社の進め方によります。
相手が保険を使わないと言っています。どうなりますか?
その場合の進め方はご契約の内容によって変わりますので、ご加入の保険会社にご確認ください。当社は自費でお直しする場合の見積もお出しできます。
修理をするかどうか、見積を見てから決めていいですか?
はい。内容と費用をご説明したうえで、お客様がお決めになるまで着工しません。お決めいただいてから部品を手配します。
預けているあいだ、車の様子を見に行ってもいいですか?
事前にお電話でご連絡ください。作業の状況によっては車体を分解している最中のこともありますので、日時を合わせてご案内します。