事故車のまま乗っていても大丈夫ですか?直すまで走れますか?

走れる場合もあります。分かれ目はヘコミの大きさではなく、灯火・足まわり・立て付け・警告灯といった安全に関わる部分が、事故の前と同じように働いているかどうかです。
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事故のあと、そのまま走ってもいいのですか?
走る機能に関わる部分に異常がなければ、修理までのあいだお車を使うことはできます。見た目のキズやヘコミが、そのまま「走ってはいけない状態」を意味するわけではありません。反対に、外から見えるキズが小さくても、内側の部品が働かなくなっていることがあります。
たとえばバンパーの角をこすっただけに見えても、内側で支えている部品が折れていて、走行中の振動でだんだん外れてくることがあります。逆に、パネルが大きく変形していても外板だけで済んでいて、走ること自体には支障がない場合もあります。こうした違いは分解して初めて分かることも多いため、見た目だけで安心も心配もしすぎないほうが実際的です。
ここから先では、走り出す前にご自身で見ておける場所と、動かさずにご連絡いただいたほうがよい状態を、順にご説明します。
走り出す前に、自分で見ておくとよいのはどこですか?
明るい場所で、灯火・タイヤまわり・立て付け・車の下・メーターの表示の5か所を見ておくと、多くのことが分かります。特別な道具はいりません。ぶつけた側だけでなく反対側と見比べるのがこつで、左右で同じかどうかが、いちばん分かりやすい手がかりになります。
エアコンから出る水は無色で、停車中に車体の下に落ちることがあります。これは異常ではありません。色のついた液体、粘りのある液体、甘いにおいのする液体が落ちている場合は別で、走らせる前にご相談ください。
| 見る場所 | 見かた | この状態なら動かす前にご相談ください |
|---|---|---|
| ライト・ウインカー | エンジンをかけて前後すべて点けてみる | 点かない、割れて中が濡れている、光の向きが下や横を向いている |
| タイヤとその周り | 側面のふくらみと、フェンダーとの隙間を左右で見比べる | タイヤが車体に触れている、隙間が左右で明らかに違う |
| ドア・ボンネット・バックドア | 開け閉めして、隙間が上下でそろっているか見る | 閉まりきらない、隙間が三角に開く、走行中に開きそう |
| 車の下 | 停めていた場所に跡が残っていないか見る | 水以外の、油や色のついた液体が落ちている |
| メーターの表示 | エンジン始動後も消えずに残る表示を確認する | 警告灯が点いたまま消えない |
走り出す前に見ておくとよい場所(一般的な見方です)
走れそうに見えても、動かさないほうがよいのはどんなときですか?
足まわり・灯火・液体・異音のどれかに異常があるときは、自走を避けてご連絡ください。この4つは、走っている最中に状況が悪くなる可能性がある部分だからです。
具体的には、ハンドルをまっすぐにしているのに車が片側へ流れる、段差でこれまでにない音が出る、ブレーキの効き方が事故の前と違う、タイヤが車体に触れている、夜にライトが点かない、ボンネットが浮いて閉まりきらない、といった状態です。
無理に走らせて別の部品まで傷めてしまうと、修理の範囲が広がり、お預かりする日数も延びます。判断がつかないときは、そのままの状態で045-592-1040までお電話ください。お伺いした内容から、実車を拝見したほうがよい状態かどうかの目安はお伝えできます。走行してよいかどうかの判断は、実車を確認しないとお答えできません。
バンパーが外れかけているときは、どうすればいいですか?
落ちない状態にしてから、短い距離だけにしてください。走行中に部品が落ちると、後続の車を巻き込む事故につながります。応急としては、養生テープや布テープで浮いている部分をとめる方法があります。粘着の強いテープは塗装を傷めることがあるので、貼る範囲は最小限にし、はがすときはぬるま湯などで温めてゆっくり引くと傷めにくくなります。
高速道路、雨の日、夜間の長い距離は避けたほうが安全です。風圧と振動で、とめた部分が持たなくなることがあります。
また、部品が浮いている状態で洗車機に入れるのは避けてください。ブラシに引っかかって、外れていなかった部分まで一緒に持っていかれることがあります。ドアミラーが割れている場合も同じで、走る前にガラス片を取り除き、視界が欠けるようなら自走を避けてください。
警告灯が点いたままでも、修理まで待って大丈夫ですか?
警告灯は種類ごとに意味がまったく違うため、点いたまま走ってよいとは言えません。赤い表示はその場で走行をやめる合図として使われることが多く、黄色の表示でも、安全装置が働いていないことを知らせている場合があります。まずはお車の取扱説明書で、その表示が何を指しているかをご確認ください。
近年の車は、バンパーの内側やフロントガラスのまわりにセンサーやカメラが取り付けられており、ぶつけた場所によっては衝突被害軽減ブレーキなどの機能が止まることがあります。当社は自動車特定整備事業の認証工場(道路運送車両法第78条・関東運輸局・認証番号 第2-5680号)で、認証の対象には電子制御装置整備が含まれます(自動運行装置を除く)。センサーに関わる損傷かどうかも含め、実車を拝見して判断します。
こうした機能が止まっている状態で、普段どおりの感覚のまま運転するのは避けてください。止まってくれるはずの場面で止まらないことを前提に運転する、という意識の切り替えが要ります。
直すまでに、どれくらい待つことになりますか?
お車ごとに違うため、実車を拝見してから目安をお伝えします。着工までには、見積の作成、保険を使う場合は保険会社との確認(協定)、部品の手配という段階があります。そのあいだを、いまのお車で過ごすか、代わりの車を用意するかを決めることになります。
お預かりしてからの日数も、損傷の範囲によって変わります。保険会社との確認、部品入荷、追加損傷、骨格修正の有無で延びる場合があります。
当社はレンタカー登録(わナンバー)の車両を200台以上保有しており、車両の年式や修理内容、ご利用条件などに応じて代車をご案内しています。修理までの数日を自走で過ごすか、早めにお預けになるかは、お車の状態を見てからご相談ください。
損傷の大きさ別の日数の目安は、車の修理期間の目安は、どれくらいですか?でご説明しています。
自分で動かしたくないときは、どうすればいいですか?
お引き取りのご相談もお受けしています。うかがえるかどうかは、お車のある場所と状態によって変わります。
お電話の際は、いまお車がある場所、動くかどうか、ナンバー、事故の日、保険を使う予定があるか、事故受付番号(分かる範囲で)をお伝えいただけると、その後の手配が早くなります。
なお、金額については実車を拝見しないとお答えできません。お電話でお伝えできるのは、走ってよさそうかどうかの目安と、引き取りに行けるかどうか、そしておおよその日数の考え方までとお考えください。
この記事の写真は、実際にお預かりしたヤリスクロスです
当社でお預かりしたヤリスクロスです。ここでは、上のご説明を裏づける例としてご覧ください。1台ごとの修理の中身は、修理事例のページでご覧いただけます。


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修理にかかる日数は、損傷の範囲や部品の入荷状況によって変わります。実車を拝見したうえでご案内します。
お引き取りにうかがえる場合があります。対応できる範囲は、お電話でご確認ください。
よくあるご質問
事故のあと、警察に連絡する前に車を動かしてもいいですか?
事故の直後にどう行動するかは、道路交通法で定められた運転者の義務に関わります。負傷者の救護と危険の防止、警察への報告が先で、車を動かしてよいかどうかを含め、その場の判断は警察の指示に従ってください。当社からその場の判断についてお答えすることはできません。
バンパーが少しこすれただけです。洗車機に入れても平気ですか?
浮いている部品があるとブラシに引っかかり、損傷が広がることがあります。修理までのあいだは手洗いか、洗車を控えることをおすすめします。
ヘッドライトのレンズが割れています。昼だけ乗るなら大丈夫ですか?
昼でもデイライトやウインカーが働かなければ、周囲から見えにくくなります。また、割れ目から水が入ると内部が曇り、点かなくなることがあります。走らせる前に一度ご相談ください。
修理を待っているあいだに、もう一度ぶつけてしまいました。どうなりますか?
別の事故として扱うかどうかは、ご契約の内容によって決まります。ご加入の保険会社にご確認ください。当社は、両方の損傷を分けて確認したうえで修理内容をご説明します。
事故のあと、遠出の予定があります。高速道路を走っても平気ですか?
高速では風圧と振動が強くかかるため、外れかけの部品や立て付けの狂いがある状態はおすすめできません。出発前に実車を拝見できれば、走行に関わる部分だけでも確認します。